麩まんじゅう
このお店に行く約束の前、親友はひとり、京都国立博物館で開催の『法然展』へ行ってたそうです。
そのお土産にと買うてきてくれやった、三十三間堂前 京菓匠 七條甘春堂さんの麩まんじゅう。
うちにいてやった時はお腹いっぱいになってしもてよう食べんかって、ひとりいただきました。
麩まんじゅうとは、しっとりとした笹の葉で三角形に包まれた生麩の中に、こしあんが入っています。
青海苔の香りがまたさわやかで、つるんとした口当たりと相まって初夏にぴったりの菓子。
煮物、碗物と京懐石に欠かせない生麩は、室町初期に禅僧より中国からもたらされ、安土桃山時代から茶人たちに愛用されていたそうです。
来月になったら、水無月が出てくるね。
そして、葛餅にわらび餅〜☆
by suze69 | 2011-05-05 23:16 | 厨房・菜単