法隆寺、十。
やっとこさ出口にたどり着き、灰皿が須恵器製瓶のシブイ木造喫煙所を目にしました。
気遣いのできるA型男子息子が、「タバコは?」。
そぅ言うたらかなり長いこと吸うてないな。
「もぅ店入るから、えぇわ。それよりもごはん食べよ」。
門前町のにぎわう食堂やお土産屋さん。
食堂を見て行き、奈良ごはんのひとつ「茶がゆ」を出しているお店が多かったけれど、朝ごはんやないし、ほうじ茶使こた茶色でビジュアル悪いしで、却下。
そうして、日本のファーストフードのひとつ、蕎麦を選びました。
しかしお店に入ると、【店内禁煙】の文字が。
またもや気にする、A型男子息子。
「大丈夫やで。こんなぐらい辛抱できんかったら、インドネシアはおろか、アメリカ行かれへん。………あっ。店の外で吸えるみたいやわ」。
うどんもあったけれど、蕎麦好き母子は合致で、梅蕎麦。
蕎麦に梅が練り込んであります。
私は小鉢の葛きり付き(桜井産葛使用)を食べました。
夏日の盆地の奈良で、スッキリしたさわやかさで、いち早く初夏を体感☆
おいしく頂いていると、斜め後ろの席の年寄り夫婦のおじんが突然大声を出し始めました。
店員に大声を立てからむ、からむ。
いちゃもんつけの、いっぱしのヤです。
嫁はんはというと、たしなめることもせず、何も云えへんと黙ってる。
なんか呆れて、思わず厨房の兄ちゃんと目が合って笑いました。
(tacoさん似!!)
ようするに煙草が吸われへんことに辛抱できんかったようですが、表に出て吸っていても実に頭の悪い年寄り夫婦だと判明。
おばあちゃんの嫁さん。
「しっかし、高っかいところてんやったわぁ」。
少し前の新聞に、『スグにキレる老人』との記事がありました。
ほんまにそう。
by suze69 | 2012-05-29 03:09 | 日記的話題